今回、アフターコロナ・ポストコロナを見据えて、子育て世帯にとって、より子育てしやすい本市に向けて、 2つの質問をいたしました。世の中が変化し続ける中で、「変えるもの」「変えないもの」を理解して、持続可能なまちづくりをしていかなければなりません。今後においても、思いを本音で交わし、真摯な議論を行ってまいります。
川西市総合計画審議会のライブ配信について
1.第6次川西市総合計画に対する川西市総合計画審議会の位置付けについて
2.川西市総合計画審議会のライブ配信に至った経緯と目的について
3.川西市総合計画審議会のライブ配信後の傍聴者数の変化について
4.川西市総合計画審議会は今後もライブ配信が実施されるのか
5.傍聴を可とする審議会・会議の今後の傍聴について
質問内容
本市の令和5年度は「第6次川西市総合計画」をはじめとした各計画の策定が実施されます。その中でも「川西市総合計画審議会」については、令和3年12月の会議からZOOMアプリを通じてライブ配信されており、仕事や子育てなどの時間的制約で来庁できなくても、会議を傍聴できるようになりました。
ライブ配信によって傍聴者数は僅かながら増加しています。コロナ禍で得た新しい働き方を目的に応じて継続・発展させていくことが重要だという認識のもと、「議論を傍聴する」という観点においては、総合計画審議会以外にも景観に関する審議会や地域交通の会議などがあり、ライブ配信で傍聴できることで本市の取り組みを一人でも多くの市民に知っていただき、それが協働への第一歩につながるのではないかと提案しました。
川西市総合計画審議会は今後もライブ配信が実施され、他の会議も環境が整い次第、ライブ配信を考えていくとのことです。
プレイルーム(地域子育て支援拠点)について
1.コロナ禍における市内のプレイルームの対応について
2.入室制限による待機人数や時間について
3.コロナ前の利用者数と今後の見込みについて
4.市内のプレイルームの拡充と計画について
質問内容
本市では、子どもの遊びを見守りながら、親同士で子育ての様子を話したり、親子の交流を深める場所として、就学前の子育て世帯なら「誰でも気軽に」参加できるようにプレイルームが13箇所設置されています。このプレイルームの相談件数割合をみると、平成30年度の8.6%から令和3年度が18.6%と年々上がっており、プレイルームを利用するお子さんの年齢は2歳ごろまでが多いことから、乳幼児期の子育ての悩みを話せる場所として「本市で安心して子育てができる環境づくり」の一翼を担っています。
今後、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に変更され、プレイルームの入室制限などは緩和されていき、今よりは利用者数が増えていくことが想定されます。このコロナ禍で、「部屋に人が多いと利用するのをやめておく」という方がいます。こういう方に寄り添えないか、プレイルームの混雑状況を「かわにし子育てNavi」アプリと連携して見える化できないか提案しました。
答弁では構造上、リアルタイムで混雑状況を示すことができないとのことでしたが、施設の混雑状況の傾向などを発信できないか検討するとのことです。
また、令和5年度にはプレイルーム2箇所の拠点増設にかかる条件を精査し、令和6年度の開設に向けて取り組みを進めていくとの答弁があり、市内のバランスを見ながら開設されることを要望しました。