令和7年3月25日
連合かわにし市民の会 川北 将
連合かわにし市民の会の川北 将です。
請願第1号につきまして、会派を代表して反対の立場で討論を行います。
シチュー、スパゲッティ、ポトフ、ポタージュ、ラタトゥイユ。
小学校で月に一回実施されるパン食の日の献立です。
パン食の日を設けることでメニューの幅が広がると思われませんか?
美味しそうに食べる子どもの笑顔が目に浮かびませんか?
子どもの声を聴いて、大人がそれを解決すると子どもは幸せな気持ちになるのではないでしょうか?
給食の献立は、子どもたちの望みを比較的かなえてあげやすい取り組みではないでしょうか?
今回、生徒たちの声を教育委員会が受けて、実現に向けて懸命に動いていただいたことに敬意を表したいと思います。
本件は給食でパンを出してほしいという生徒たちのリクエストを汲んで、何とかその「声をカタチに」出来ないかと、給食でパンの試行実施に向けて、すでに把握している28品目のアレルゲンを持つ対象者の保護者に対して成分表を送付の上で、一件一件確認をし、その他の生徒の保護者にも成分表を送付して確認をとり、試行実施にむけ丁寧に進めていただいたと思うところです。
一方、東谷中学校での保護者組織であるココスクールにも、PTA連合会より、今回の請願にあたり保護者代表として賛同をお願いされたのですが、東谷中学校の保護者に是非を問う時間もなく、検討することも出来ない状態でした。そこで中学校長へパンの試行実施に関して保護者から問い合わせがあったのかを伺ったところ、学校へはその件に関しての問い合わせや意見などは伺っていないとの返答をいただいたので、一先ず、請願に賛同をすることを見送った次第とのことでした。
以上、子どもたちとの意見交換の中で、複数校よりパン食の実施の要望があったこと、教育委員会がこれを受けて試行実施に丁寧に望まれたこと、一部の保護者ではありますが、一校の保護者より否定的な意見が出なかったことを鑑み、連合かわにし市民の会としては、本請願は不採択といたしたいとの見解に達しました。
子どもたちは未来そのものです。
未来を担う子どもたちからの提案を最大限支援していく。
そんな一途な決意を申し上げ、私の討論を終わります。