令和8年10月8日
連合かわにし市民の会 川北 将
連合かわにし市民の会の川北 将です。
ただいま、議長の許可を得ましたので、「認定第4号 令和7年度 川西市一般会計決算認定について」賛成の立場から討論を行います。
令和7年度の一般会計決算は、歳入696億4,674万1,148円、歳出690億8,359万2,414円、実質収支は4億2,810万6,198円となりました。今回の決算審査を経て、まず申し上げたいのは、必要なところには、しっかりとお金を使っていただいたということです。
小中学校体育館への空調整備、学校施設の改修や学校受水槽を活用した応急給水確保、保健センターのZEB化や公共施設の照明LED化など、いずれも今だけではなく、未来を見据えた必要な投資です。
特に小中学校体育館空調設備整備事業には約14億円の決算となり、体育館の空調を整備されました。近年の猛暑を考えれば、体育館の空調は、もはや「あったら便利」というものではありません。
子どもたちの教育環境を守る。そして災害時には、避難される市民の命と健康を守る。
教育と防災、その両方につながる投資であり、この点についてはしっかりと評価をしたいと思います。
さらに教育面では、先進的に取り組まれていた部活動の社会移行において、各学校で準備が進んだ年度でもありました。担当された職員の皆さま、教職員の皆さまは子どもたちや保護者への説明などにご苦労があったと思いますが、大きく前進したことに感謝申し上げます。
また、水泳事業において民間プールの活用が進みました。アンケート結果を見ても、大変好評となっています。さらに、特別支援学校ならびに特別支援学級及び少人数学級への電子黒板の配置や各中学校へのナイター照明の配置などを進めていただきました。必要な投資については、私もこれからもしっかりと後押しをしていきたいと思います。
ただし、ここからは少し注文も申し上げます。
行政の仕事は「やりました」で終わってはいけません。施設を整備した。制度をつくった。何回開催した。何人参加した。もちろん、これらも必要な数字です。
しかし、市民が知りたいのは「それで、何が良くなったのか」ここではないでしょうか。
子育て施策であれば、子育て家庭の負担がどれだけ軽くなったのか。福祉施策であれば、本当に困っている人が必要な支援につながったのか。そこまで見て、初めて私は「成果」だと思っています。
ぜひ、今後の行政運営の中で、「お金を使った結果、何が変わったのか」もう一歩踏み込んでいただきたいと思います。
人口減少、社会保障関係経費への対応、インフラ整備、公共施設の老朽化、そして物価の上昇など、行政サービスを維持するためのコストそのものも変化しています。
こうした中で、これまでやってきたことを、これまでと同じように全部続けていくことは難しくなってきます。事業の見直しや様々な事業の広域化の検討、民間委託などを含めた取り組みをさらに進めていく必要があります。
だからこそ、これからの行政に必要なものは、私は「選択」と「説明」だと考えます。
何を守るのか。何を充実させるのか。そして、何を見直し、何を新しく取り組むのか。
「これまでやってきたから」という理由だけで事業を続けるのではなく、社会状況や市民ニーズが変われば、行政も変わっていかなければなりません。
同時に、見直すのであれば、「なぜ見直すのか」を市民に丁寧に説明する。新たな事業を始めるのであれば、「何を変えるために行うのか」を明確にする。
その積み重ねが、市民から信頼される行政につながるものと考えます。
最後に、今回の決算審査でも各委員から様々な指摘、提案がありました。
「決算審査で出た意見」として終わらせるのではなく、事業の改善、そして次年度の予算編成へと確実につなげる。こういった取り組みを進めていただきたいと思います。
市民にとって重要なのは、予算が何億円だったかという以上に、「以前より暮らしやすくなった」「子育てしやすくなった」「安心して暮らせるようになった」そう実感できることだと思います。
今回の決算審査を、次の施策、次の予算へ確実につなげていただくことを求め、令和7年度 川西市一般会計決算認定について、会派を代表して賛成討論といたします。
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